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レミオロメン SPECIAL LIVE "Wonderful&Beautiful"@日比谷野外音楽堂
珍しく、本当に珍しく、自分名義が当選して、
行きたくてもチケットが・・・!!というお友達もいなくて(外せない用事や体調面で来られないお友達はいたけど・涙)、
前日まではいつにない余裕っぷり。
だけども、当日の行きの電車の中でとうとう緊張。
どうしても聴きたい『春夏秋冬』を聴きながら、日比谷へ。

リハの音漏れ(というか野音のリハ音は危険ですよね)を防御しつつ、
某ねえさんに偶然見つけられたり、
並び始めたら並び始めたで2年前くらいを彷彿させるお顔に続々会えたり。
状況や心境はそれぞれ色々と変わったかもしれないけど、
なんだか懐かしくてとても嬉しかったなぁ・・・みなさん、ありがとうです。

粉雪ライブを思い出しました。
あのライブが決まった頃にはすでにマイナス軸への思考が始まっていたけど、
また今とは違う気持ちで。
なんだか、結局ポジティブになりきれないままな私なんだ~って1人苦笑い。
でも好きなんだよ。
好きなのにベクトルの向きがなかなか合わないことに、やきもきしてむかむかして。
無理やり合わせてみたりもした。
そんな無理やりだって結局は関係なくて・・・何言ってんだか(笑)

でもやっぱり、今回も心いっぱいに待ちわびている自分がいました。

そういうもんなんです。
どうやったってね。

レポは中継があったので、簡単に・・・☆




響いた瞬間、本当に嬉しくって、お友達とわぁ~っと顔を見合わせ、全員感無量。
武道館に粉雪ライブに・・・大切な時にこのSEが必ず響いてくれるんだよね。
このSEは本当に特別。

『春夏秋冬』
あとでMりーが言ってた。「ぶっちゃけフェスタとかやるより嬉しかったかもしれない」って。
多分、フェスタやってくれたらくれたで、発狂するほど嬉しいのだと思うけど、
『春夏秋冬』の存在って、ちょっと特別なんだよね。
唯一ストリングスもなんにも気にならない、心から純粋に浸れる曲。
大袈裟に聞こえるかもしれないけど、人生に寄り添うような、そんな曲。

とっても素晴らしい青空で、まさに「秋は空を吸い込むように」。

亮太くんの表現する季節感は私にとっては何よりも季節を感じさせてくれるものだと、今だに思います。
演奏してくれてありがとう。

『RUN』の前のドラムはいっつもドックイヤーがくるんじゃないかと勝手に興奮。
ごめんよ、治さん(?)
この曲は前ちゃんのベースが渋い!!

そして意外にも早いご登場の『雨上がり』。
ちょっとガクっとなったけど、腕が吹っ飛ぶ程の拳。
好きすぎるよー、『雨上がり』。
いつだって、どんな時だって、この曲が色褪せることはなくて。
毎回言ってるけど(笑)
ただ最近、間奏部分での治くんのスティック挙げがなくなってしまった(+天を仰いでパカーっと笑顔も)。
今日は野外だっただけに結構ショックでねぇ。。
治くん、また復活させてください。

そのまま『モラトリアム』。
やっぱり痺れますね、ロックな流れには。
そして私の拳が異常・・・(笑)


MCは久し振りに長いんです。各所。
治くんが亮太くんと同じ話をする、ってのもあるんですけど(笑)、
いい意味でも若干悪い意味でも本当に「らしいグタグタ」ぶりが存分に発揮されていて、
生中継が楽しみでもあり、こわくもありましたぜ。

録画してるので全再現できるけど、さすがにそれは・・・なので、やめときます。

「台風だったけど、日頃の行いが・・・?的な!」と嬉しそうな亮太くん。
4曲演奏しての感想を治さんが「小学生か!」と思わずつっこみたくなるテンションで、
お届けしてくれました。
もうね、相変わらずで、愛しすぎますよ。


『蒼の世界』は久し振りだね。
秋に聴きたい、そして個人的に10月に聴きたい!!って思う曲だから、嬉しかった。
ライブVer.なので、勿論あの「チャーチャラッチャラ」健在。←久し振りなのでかなりはじけた
「息潜めて」部分もね。

そしてかなり意外な選曲だった『紙ふぶき』。
でもこの曲を持ってきてくれたってことは、
やっぱり彼らなりに色々考えてるんじゃないかな、って。
「僕らは らしさを探してる 思い出してる」の部分なんかは、改めてぐーっときました。
しかし、前田コーラスがいい!

野外なので久し振りにこの曲あるかもー?なんて思ってた『太陽の下』。
多分ね、自分が変わってしまったんだと思う。
一度は前田さんの発言を受けて、あの手の横振りを受け入れようと思った。
だけど、やっぱりなんかダメだ。
それなら雨上がりで拳挙げるのも、南風で横振りするのも、同じだろ?って言われそうだけど、
それとは何かが違うんだよね。
なかなか曲に入り込めなくなってる自分(この曲に関して)。

冬の曲を、と言って『ビールとプリン』。
すごくよかった!
こういう音程は本当に亮太くんはうまいなーと改めて。
そしてものすごく冬の気配を感じたよ。きっと粉雪よりもより感じる。
今日はものすっごい暑かったけど(笑)

そして『電話』。
リキッドに引き続きー!
イントロのオサドラに手拍子なかったーー!!(喜)
治くんの手元がよく見える位置で、じっくり手元を見させてもらいました。
電話のドラミング、大好きなんです。
ビルプリから電話の流れも久々で、よかったなぁ。

治くんがマレットに持ち替えて・・・『茜空』。
マレット2連からシャンシャン、今日もしっかり見られた。
亮太くんのなんとも言えないちょっと懐かしいギターのライン。
この辺がやっぱりレミっぽなぁ、っていつも思う。
声がすごくよくでてて、ビルプリ・電話から引き続きすごくよかった。

ありきたりの言葉しか並べられないこの文章力・・・かなし。


MC。
前ちゃんにムカツクと言われる治くん。
なんでも最近はトランプマジックを披露し、その出来映えがなかなかよいもんだから、
前田さん、ご立腹のようです。
「その時の治の顔がムカツクんですよー!この出っ歯が!!って(笑)」
出た、出っ歯(爆笑)
「いつも僕って底辺じゃないですか。だから『みてみろー』って感じで」
と治くんの言い分。
そこに「ドラムでみせろよ!」と至極当然な藤巻亮太氏。

映像で見られる方は是非、あの独特のレミオロメンMCワールドをご堪能下さい。


盛り上がっていきますかー!
ということで、チーチキチー『南風』。
この曲に大して最近感想を書いてない気がするんだけど、
それはいつも、変わらず、楽しいから。

「おバカになろうぜぇーーーい」と亮太くんが叫んで(笑)←ややみんなビックリ、
おバカこと『明日に架かる橋』。
少しイントロが変わってたような・・・いや気のせいか。
2番の「OK」部分で微妙に手でOKサインを作る亮太くんが実にツボ。
でもその裏で前ちゃんと治くんがなにやらやってました。
映像には映ってないので、今となってはなんだかわからないんだけど。
前ちゃんが治くんに何か話しかけてて、それに対して「えー」って言いながらも笑う治くん。
その後、少し張り切ってドラミングのラインを変えて叩いた気がするんですよね。
多分前ちゃんに「あの技やってみろ」的な指示を受けたのではないかと。
その時の治くんのドラムがなかなかかっこよかった上に、満足げな表情をしてたので・・・
と、私の勝手な想像&妄想。そしてマニアックなとこ見過ぎ。

『スタンドバイミー』のイントロにはやられたなぁ・・・
治くんがテンション上がって、音に合わせて3方向にピースピースピース!!
最後は自分でも笑っちゃってたよ(笑)
もーホントにこの27歳はっ!!!

『粉雪』が似合う時期になりました。
粉雪inサマソニもなかなかどーしてでしたが、
ああ、もうそんな季節なんだなぁ、と。
普通に日比谷公園にいる人たちは「粉雪の人たちが歌ってたんだね」とかなってるんだろうな、
とか本当にどうでもいいことを考えてしまいました。
今日はなんとサビ部分に前ちゃんコーラスが!
雨上がりにもオサコーラスが加わるようになりましたが、こちらもいいです。
前ちゃんのコーラス安定してるなぁ。
オーラスのサビ前「こなーゆきー」部分がひっくり返っちゃったのが惜しかったけど、
全体的にうまくなってる気がしました。亮太くん。



そして、亮太くんが静かに話し出しました。


一度立ち止まって考えたこと。
見つめ直したこと。
6~7月のスケジュールを白紙に戻したこと。
3人でスタジオに籠もってひたすら曲を作ったこと。
それは神社時代のように、出口を考えずに打ち込めたこと。

そこで気付いたことは・・・
自分を信じるのは大事だけど、意見や気分で変わっていく不確かなものである、ということ。

でもそれを大切にしてくれる人や場所があるから、
多少窮屈だったり不自由を感じたとしても、そこに小さな幸せを見つけていきたい、ということ。

レミオロメンが変わっていけそうな予感がしている、ということ。


亮太くんは、ゆっくりと静かに、そして想いを確かめるように話してくれました。

「多少窮屈だったり~」の部分は、解釈のしようによっては・・・というか裏の裏の裏的解釈しちゃって、
言葉を聞きながら、ちょっとばっかりマイナス方向に行きそうだったんだけどね(またかい・苦笑)

でも、考えて、考えて、悩んで、気付いて・・・
その事だけで、今は充分なのかもしれない。
盲目ファンだけにはならないつもりだけど、
私の心を彩ってくれる音は、彼らしかいないと思うから。
大好きな音はたくさんあるけど、ここまで喜怒哀楽するのは、きっと彼らの音しかないから。

『Wonderful&Beautiful』
どんなポップな音を持ってくるのだろうか?
タイトルから考えて、ノーボーダー的なものとばっかり想像してました。
だけど、イントロからどことなく懐かしく、切ない・・・ちょっと一昔前のような雰囲気。
Bメロで一旦明るくなり(ここの部分がいい!)、サビでまた懐かし哀愁系。
いい意味で「レミの出す音だなぁ」って思ったよ。

2番のBメロ・・・「予報は外れて 予感は当たった」の部分がたまらく心にきたなぁ。
なんてことないフレーズかもしれないけど、
なんとも言えない世界観が、心にぐわーっと広がるんです。


本編終了。
粉雪ライブは粉雪披露でライブ終了だったから、今回もこれで終わりかな?って思ってたら、
割と早く3人が登場!!!
3人だけで!!!
その事について特に何もいわなかったけど、きっと今でも「3人であること」が当たり前なんだろうな、
と勝手にポジティブ解釈しています(笑)

ここのMCも長かった!
ツアーの発表に細かい話(亮太くん発言の「奇跡の飛行」がツボ)に神宮司・セロ・治(爆)。
散々話して、アンコールは予想通り『3月9日』。
「3月の風に~」部分は最近定番となってる合唱で。
ってか、合唱させる割には亮太くんがマイクから少し離れるだけなので、わかりづらい(笑)。
こうやってみんなで歌うのは好きなんだけど、そろそろ・・・いいかな。
お祭りっぽく、日めくり歌った時とかは最高に楽しいんだけど・・・ね。
多分レミオロメン自身はとっても嬉しいんだろうな、って思うんだけど・・・やっぱり色々難しいね。

前田さんがいい顔してたなぁ。

深々とお辞儀をして(藤巻氏)、スペシャルライブ、終了。

日も暮れて、今年の野音もこれで終わり。
2007年の野音で鳴らされた最後の音は39なんだねぇ。なんか嬉しい。

今日も素敵な時間をありがとうございました。



<Set List>
01.春夏秋冬
02.RUN
03.雨上がり
04.モラトリアム
MC
05.蒼の世界
06.紙ふぶき
07.太陽の下
08.ビールとプリン
09.電話
10.茜空
MC
11.南風
12.明日に架ける橋
13.スタンドバイミー
14.粉雪
15.Wonderful&Beautiful

EN
16.3月9日
by s-scene-coby | 2007-10-28 23:59 | ◆レミオロメン


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